ナチュラルハイジーンの普及協会会長であり、以前紹介した本『フィトフォーライフ』の翻訳をした松田麻美子先生がおっしゃるには、「風邪をひくのは、カラダに悪いものを溜めすぎたためおこるので、緊急にそれを排泄するためにおこる。」と定義しています。
『熱が上がるのは、カラダの酵素の働きを活発にし、鼻水でカラダに悪いものを出す。
風邪で気分が悪くなるのは、カラダのエネルギーを浄化に使っているから。
そのようなカラダの仕組みを薬で止めてしまえば、出るものが出なくなるのでさらに悪くなる。
薬は、一時的に症状を消すだけで、治す力はない。
風邪を治すために、体力をつけようと栄養のあるものを食べようとする人がいますが、逆効果。
動物は、ケガや病気をした時はじっとして動かず、何も食べませんが、人間も同じです。
薬は、本来自分自身が持っているカラダの治す力を妨げているといえるでしょう。』
松田先生のいう健康の7大要素は、空気・水・食物・睡眠・運動・日光・心の平静を大事にしていくことが健康の近道だと。
人間の歯は、野菜穀物を食べるような歯並びで、肉を主食とするような犬歯が多くありません。
人間は狩猟の歴史から農耕の歴史、現在は精製加工品の時代と食べ物が変わってきました。
しかし、食べ物の内容は変わっても、人間のカラダは昔から変わっていません。
食べ物が変わったからこそ昔になかったような生活習慣病も生まれてきています。
犬はバナナを食べません。
ペットフードは犬が食べられるように精製加工しているので、犬でも生活習慣病が!
生活習慣病を治す薬を毎日摂る必要がある人は、毎日の食べ物を工夫すれば医療費にお金をかけずに済むはずなのですが。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。