日常の生活の中で、年齢が増すほど気になるのが痛み・かゆみ・凝り・張りなどの症状。
その後、大きな疾患となって現れるのがガン・心臓や脳の疾患・糖尿病・高血圧・アレルギーなど。
疾患を治すために、カラダに良いと言われる何かを摂ることが商品販売の宣伝文句になっています。
血液をサラサラにするには『~』
膝・関節の痛みに『~』
便秘やお腹の張りに『~』
最近物忘れしがちな人に『~』
全部摂ったらきりがありません。
そのようなカラダを作ったのは間違いなく食べ物です。
食べ物が自分の症状を作っているなどと考える人は、まずいないと思います。
しかし、頭を柔軟にして、いつも食べている物と症状をよく考えてみると、見えてくるものがあるはずです。
お腹がすくのはほんとうにカラダが必要と求めているのでしょうか?
今までの生活習慣で、脳がカラダに情報を送っているだけでは?
質のいい食事内容だったら、そんなに量は必要ないと思うのですが?
消化が追い付かないくらい美味しいものをたくさん食べれば、腸管は汚れがたまり、血液が濁り、その先の細胞が異常となり、症状が出、病氣となる。
大腸は便を溜めておくところではありません。
大腸も内臓としての役割があり、正しい役割を果たした結果、惚れ惚れとする排便になるのです。
スルッと一氣に太くて長く、悪臭がせず、便器が汚れず、ふいても紙に付かない排便。
昔から東洋医学では、便の状態で健康を図りました。
動物園でも動物の健康状態を図るため、便を見ます。
免疫力を増すことでも、入れることばかりを考えるより、出すことの大事さを実践すべきだと思います。
氣が付けば健康、振り返れば幸せ。