『副腎』とは、腎臓の上の部分にあるクルミ大のような臓器。
人間のカラダの中で唯一炎症を抑える臓器。
カラダの中で炎症が出た場合、原因となる物質はヒスタミン。
ヒスタミンを抑えるには副腎から出るコルチゾールという物質。
副腎疲労は、コルチゾールが減るか、コルチゾールの能力を上回る炎症が出た時にトラブル
として発生する。
〇慢性疲労症候群
いつも疲れている・なんだかやる気が出ない・いつも眠い・朝起きられない・元気が出ない
・気分が落ち込みついついふさぎ込んでしまう・気合が足りないと言われる・しっかりしなさいと言われる・引きこもり・不登校・休職している・倦怠感・不眠・イライラ・関節リウマチ・パーキンソン病・うつ病・アルツハイマー病・アレルギー・アトピー・認知症・発達障害・喘息・鼻炎など。
このような症状は、カラダが炎症を起こしていることが原因のようです。
炎症はカラダが火事の状態なので、火事を消さなくてはなりません。
カラダの火事を消すのはコルチゾールというカラダの臓器の副腎から出る物質が活躍します。
副腎が活躍できるうちはいいのですが、活躍しすぎて疲労してしまうと上記のような症状が出てしまいます。
では、副腎が疲労しないようにするにはどのような生活習慣が必要なのでしょうか?
1,朝一杯の塩水を飲む
コルチゾールは塩分を再吸収する作用があるはずが、疲労するとできなくなるので、補給が
必要。味噌汁などでもいいです。
2,ビタミンB群を意識的に摂る
ビタミンBが足りないとストレスで夢を見る。
さらに悪夢は最悪のストレス(朝起きて覚えてなければ問題はない)
豚肉や質のいいサプリメントを摂る。
3,タンパク質と野菜、果物を多く摂る
鳥、豚はいいが、牛だけはオーストラリアかニュージーランドがいいです。(牧草のみを食べているから)和牛は、牧草で育ったものであればいいのですが、餌は穀物が多く、さらに
その餌はコストを下げるため輸入の遺伝子組み換えの穀物がほとんど。
特に霜降りの肉は注意が必要。
4,昼寝、睡眠(夜11時までに寝る)の習慣をつける。
朝寝坊や休みが多いと怠け者と思われがちですが、休まないと疲労は摂れませんし、カラダが望んでいることです。 疲れたと思ったら休む。
5,小麦・砂糖・牛乳・コーヒー・アルコール・食品添加物を減らす。
コーヒーにスイーツ・酒は一時的なドラッグ作用で疲労感を忘れることができますが、副腎には重荷です。
どれも100%完璧は無理でしょうが、60%あたりの結果でもかなり体調が変わるようです。