食品添加物と付き合う(阿部司先生談)
スーパーやコンビニなどで売られている食品の実態
漬物 一度漂白剤で真っ白に。
その後、黄色4号・5号を使えば黄色いたくあん。赤色106号でしば漬け。
赤色102号と黄色5号を使えば福神漬け。同じ食材だが、色を付けるだけでは味も何もない。
そこで化学調味料・エキス甘味料のサッカリンなどで整える。
ジュース 砂糖水を1割のシロップでつくる。=味料
味料+炭酸=サイダー。
味料+黄色添加+レモン香料=レモンジュース。
味料+オレンジ色添加+オレンジ香料=オレンジジュース。
味料+緑色添加+メロン香料=メロンジュース。
コーヒーフレッシュ=ミルクではない
お湯+サラダ油(水と油は混ざらないので)+乳化剤+増粘多糖類(とろみを出す)→混ぜる
植物性マーガリン
硬化油=液体の油に水素ガスを吹き込むと固形になる。
作った食用色素(黄色4号たくあんにも使う)+バター香料=マーガリン
商品に植物性と書いてあれば、良さそうだと思うが、植物性と言われるオレイン酸・ディノール酸などは全部壊れている。壊れたから固形になり、全部添加物で作られているから安い。
醤油
伝統的な醤油=大豆・小麦・食塩だけ、醤油のうまみは大豆のタンパク質が麹の持つ酵素で分解され、アミノ酸に変わる。
大豆でなくてもタンパク質でいいなら、脂を取った後の脱脂大豆でいいことになる。
脱脂大豆=飼料・肥料として用いる。
脱脂大豆を塩酸で分解して、苛性ソーダで中和すると醤油っぽい味になる。それがアミノ酸液
これは醤油とは謳えないので、丸大豆ではなく脱脂大豆+小麦+食塩をアミノ酸液と混合。
これで5分の1以下の値段。本物の醤油と比べるテイスティングは、10倍に薄めると分かる。
カップぬるま湯200ccに醬油おおさじ一杯15ccを入れる、本物の醤油は美味しい。
本物の醤油に近づけるためにあま味、うま味にとろみにカラメルを使って真っ黒にし、
傷みやすいので保存料まで入れる。(ラベルの裏を見れば分かる)
寿司のおまけについているもの、タダの物に普通の丸大豆のいい醤油は付けられない。
添加物をゼロにするのは無理
調味料にお金をかけられない人は、添加物のおかげと思えばいい。
添加物は化学物質だからリスクもある、そのリスクは自己責任であることを知ること。
・まさか自分がガンになるとは思わなかった。→今まで美味しいものを食べたから。
・まさか自分が糖尿病に。→今まで楽しかったから、美味しかったから良かった。
とは思わない=犯人捜しをしてませんか?マスコミは利害関係で何も伝えない。
・なぜこんなものを売っているのか=あなたが買うから
発がん性が分かって禁止になっても、国は保証も何もしないし責任をとらない。
売る人も作る人も法を犯してはいない→消費者が問題。=皆が買い支えている。
=簡単・便利・安くて・美味しく・キレイを望むから。
添加物・農薬・遺伝子組み換え・エネルギー無駄使いを是認しての行動だと知り、次世代に回すことになると知る事。